
パソコンでのマイクラの基本操作方法を一挙解説!

マイクラを用いて子どもと一緒にプログラミング学習をする際、操作方法がわからずに悩む方もいるでしょう。本記事では、パソコン版のマイクラの基本的な操作方法を紹介します。
この記事でわかること
- パソコン版マイクラの基本的な操作がわかる
- シーン別の操作方法がわかる
- キーが持つ役割がわかる
PC版マイクラの操作方法(Windows)
マイクラの操作は、普段PCでゲームをしない方にとっては難しく感じるかも知れませんが、楽しんでいるうちに自然と覚えているものです。
ここではPC版マイクラの操作方法を、以下の3つにわけて解説します。
- 基本操作
- アイテム操作
- イベントリ画面操作
基本操作
マイクラの基本的な操作には、移動・ダッシュ・ジャンプ・しゃがむ(スニーク)・メニュー画面を開く・プレイヤーの一覧表示(マルチプレイ時)・各ゲージの表示を消すなどがあります。それぞれの操作はキーボードに割り当てられているので、プレーする中で覚えておきましょう。まずは、基本操作がどのキーボードに割り当てられているのか解説します。

W,S,A,Dキー:移動
移動する際は、W・S・A・Dのキーを使用します。
マウスでカーソルを動かして向きたい方向を決めたら、Wを押すと前に歩きます。2回Wキーを押すとダッシュになり早く移動します。後ろ向きに歩きたい時はSキー、左方向にカニ歩きをしたい時はAキー、右方向にカニ歩きをしたい時はDキーを押します。
ctrlキー:ダッシュ
Wキーを押して歩いている時に、ctrlキーを押した場合もダッシュします。Wキーを2回押したときと同じ動作です。操作しやすい方を選んで問題ありません。
スペースキー:ジャンプ
ジャンプしたい時は、スペースキーを押してください。陸ではジャンプ、水中だと泳ぎながら上昇します。
クリエイティブモードでは、2回押せば飛行し、押し続けると上昇します。再び2回押せば上昇は解除されます。
Shiftキー:しゃがむ(スニーク)
しゃがみたい時は、Shiftキーを押します。しゃがみ(スニーク)状態で移動すると、スピードは遅くなるものの、ブロックから落ちることはありません。慎重に動きたい時に役立つ操作です。
梯子を上っている時にShiftキーを押すと、その場で停止できます。チェストなどに向いている場面でShiftキーを押しつつ右クリックすると、チェストを開けずにブロックを置きます。この操作はチェストにホッパーをつなげたい時にも使うので覚えておきましょう。
また、水中で押すとより深く沈むことが可能です。
スペクテイターモード・クリエイティブモードで飛んでいる時にShiftキーを押すと降下していきます。
Escキー:メニュー画面を開く
Escキーは、メニュー画面を開く時に使います。ゲームメニューでは、進捗状況や統計のチェック、ビデオ設定の変更などができます。また、セーブや終了したい場合の操作も、Escキーを押してメニュー画面から行ってください。
メニュー画面を開くとゲームは一時的に中断します。マウスのカーソルを画面外に動かせるので、ゲームを一時停止したまま他の作業を行うことも可能です。
Tabキー:プレイヤーの一覧表示(マルチプレイ時)
マルチプレイ中にTabキーを押すと、プレイヤー情報が一覧で表示されます。コマンド入力中に押せば、続きを補完できます。
F1:体力ゲージやホットバーの表示を消す
画面上に表示されている情報をすべて消したい場合、F1キーを押します。画面を撮影したい時などに活用しましょう。
Alt + Tab:ウィンドウの切り替え
ウィンドウの切り替えをする際は、Alt + Tabを押してください。マウスでも切り替えは可能ですが、こちらの方が楽にできるのでおすすめです。
F5:視点切り替え
F5キーは、視点を切り替えたい時に使います。マイクラ内の視点は主にプレイヤー、背後から、正面からの3つです。
プレイのしやすさで言えば恐らくプレイヤー視点(一人称視点)を選んだ方が良いですが、一人称視点だと気づけないこともあります。そんな時は視点を切り替えて、周囲を確認してみましょう。
F11:フルスクリーン or ウインドウモード
フルスクリーンとウインドウモードを切り替える場合は、F11キーを押します。
マウスを移動:視点移動
視点を移動させたい場合は、マウスを移動してみてください。移動させた方向に視点が動きます。
アイテム操作
マイクラに存在する様々なアイテムも、マウスやキーボードで扱うことができます。左右のクリックやマウスホイール、E,Q,Fキーを用います。

左クリック
左クリックは主にブロックを破壊したり、武器で敵を攻撃したりする時に使用します。目の前にあるオブジェクトや敵がいる時に使ってみてください。
右クリック
右クリックは手に持っているものを使いたい時に押します。建造物を建てる際などに使う操作です。
マウスホイール
ホイールを動かすことで、ホットバーを移動できます。地面に置く時やアイテムを使う時などに使用します。マウスによってはホイールがないものもありますが、数字キーでも同様の操作が可能です
Eキー
Eキーは、インベントリを開く時に使います。ここで持ち物とホットバーの入れ替えが可能です。
Qキー
Qキーはアイテムを落とす時に活用します。ひとつだけ落とすときにはQキーのみを、すべて落としたい場合は、ctrlキー+Qを押しましょう。
Fキー
ホットバーで選択中のアイテムをオフハンドのアイテムと入れ替える時に使用します。(java版のみ)
インベントリ画面
インベントリは、アイテムの移動や防具の装着などができる画面です。たくさんあるアイテムの管理は大変ですが、操作方法を覚えるうちに効率的に行えるようになります。

左クリック
左クリックはアイテムを持ち上げたい時に使います。空になっているマスの上で再び左クリックすると、その場に置くことも可能です。また、持ち上げた状態でマウスを移動すると任意の場所にアイテムを移動でき、枠外にアイテムを置くとプレイヤーの前に投げられます。
アイテムをダブルクリックすると、一気にまとめられるので便利です。例えば、石炭が別々の位置にあった場合、わざわざ移動させなくても1つにまとめられます。クリエイティブモードではダブルクリックによる操作は現状だとできません。
右クリック
アイテムを右クリックすると、半分だけ持ち上がります。複数個持った状態で空いたマスを右クリックした場合は、持ち物のうち1つだけ置く操作です。インベントリ画面の外で右クリックすると、持ち物のうち1つだけ投げ捨てます。
また、アイテムを持ちながら右クリックした状態で移動すると、移動したマスに1つずつ配置できます。2つずつ置きたい時は同じ作業を2回繰り返します。
Shift+左クリック
Shiftを押したまま左クリックをすると、アイテムがマウスを動かさずに移動できるようになります。チェストを開いたまま同様の操作を行うと、マウスを使わずに格納できるので楽です。
持ち物を移動させたい時にダブルクリックすれば、同じアイテムを一括で移動できます。かまどや装備品でも同様の操作ができるので便利です。
また、クラフトする際にShiftと左クリックで、作業台に置いた材料から作れるアイテムを生み出せる機能もあります。例えば鉄インゴット9個と棒6個を作業台に置いてShiftと左クリックを押せば、3本分の鉄のツルハシがまとめて作れるのです。
マウスホイール
クリエイティブモードで遊んでいる場合、ホイールを押すとアイテムを64個(1スタック)分複製できます。ただし、サバイバルモードで同じ操作を行っても複製できないので注意してください。(java版のみ)
Eキー、ESCキー
EキーとESCキーは、インベントリ画面を閉じる時に使います。
Qキー
Qキーではアイテムをひとつ落とすことができます。ctrl+Qで全て落とします。
数字キー(1~9)
アイテムにあわせて1~9の数字キーのいずれかを押すと、数字に対応したホットバーにあるアイテムと入れ替えられます。チェスト内のものを選んだ状態で数字キーを押してもホットバーにあるアイテムと入れ替えられるので、素早く移動させたい時に役立つでしょう。
クリエイティブモードの場合は欲しいアイテムにあわせて数字キーを押すと、そのまま64個複製できます。例えばガラス板が欲しい時は、ガラス板にあわせて5キーを入力すると、左から5番目にガラス板が64個分セットされます。
チャット画面
チャット画面でキーボードを操作すると、チャットの送信やコマンドを実行できます。マルチプレイをしている場合はチャットをする機会も多いため、覚えておくと役立つでしょう。チャット画面で使うキーの役割は以下のとおりです。

Tキー
Tキーは、チャット欄を開く時に使います。メッセージを送りたい時はまずTキーでチャット欄を表示させましょう。
Enterキー
Enterキーを押すと、チャットの送信やコマンドの実行ができます。チャット欄に文章を打つだけでは送信されません。
Escキー
Escキーは、チャット欄を閉じる時に使います。チャットをする必要がない時は閉じておいて問題ありません。
/キー
/キーを押すと、「/」が入力されたチャット欄が開きます。このままコマンドを打ち込めるようになっています。
↑↓キー
チャット欄を開いたまま、↑または↓キーを押すと、コマンドやメッセージの履歴を確認できます。
また、複数回同じコマンドを入力したい時は履歴から選択すると楽です。操作性が向上するので覚えておきましょう。
その他の操作
最後に、F2キーやF3キーの役割をご紹介しましょう。(java版のみ)

F2キー
F2キーを押すと、スクリーンショットの保存ができます。F1キーを押してアイテムスロットを消してからスクリーンショットを撮れば、プレイヤーが見ている景色だけ保存できるので試してみてください。
Windowsでマイクラをプレイしてスクショを撮った場合、「%appdata%¥.minecraft¥screenshots」に保存されるので、確認してみましょう。ローカルディスク(C:)からユーザー、ユーザー名、AppData、Roaming、.minecraft、screenshotsの順で開くと確認できます。
もしくは、Windowsキー+Rキーを押して「ファイル名を指定して実行」から「%appdata%\.minecraft¥screenshots」を入力します。すると、「.minecraft」のフォルダが表示されるので、その中にある「screenshots」を開くと画像データが保存されているので確認してみてください。
F3キー
F3キーは、デバッグ情報(現在いる場所の座標など)を表示する時に使用します。もう一度押すと非表示になります。また、F3キーは他のキーとの組み合わせで様々な操作を行えます。
- +Aキー
チャンクの再読み込みができます。バグってブロックが黒くなってしまった時に押すと直る場合があります。
- +Bキー
Mobの当たり判定ラインを表示します。視線の方向も併せて表示されます。
- +Dキー
チャット欄をクリアできます。
- +Fキー
描画距離を2~32まで1ずつ変更できます、F3+Shift+Fを押すと、1ずつ減らせます。
- +Gキー
チャンクの境界線を表示する時に利用する操作です。スライムチャンクの範囲を確認する場合に利用するケースが多いです。
- +Hキー
アイテムの説明文の表示を切り替える時に使います。
この他にも、ヘルプリストを表示するF3キー+Qキーやリソースパックを再度読み込むF3キー+Tキー、モードの切り替えを行うF3キー+Nキーといった操作も覚えておきましょう。
マイクラでのパソコン操作をマスターしよう
PCでマイクラをプレーする際の基本的な操作方法を紹介しました。慣れるまでは複雑に感じるかも知れませんが、子供と一緒にプレーするうちに自然と覚えるものです。もしも操作方法がわからなくなった際には、ぜひこの記事を見返してください。
