大学入学共通テスト/「情報I」はどうだったのか
ピタゴラミン山形校の高内です。
1月18日~19日にかけて行われた大学入学共通テスト(旧センター試験)において、今回は初めて「情報I」という教科が加わりました。
当教室でも高校生向けに「情報Iコース」を展開しておりますが、過去問や前例がない状態での学習指導は難しい部分もあり、今回の共通テストではどのような問題が出題されるのか注目しておりました。
実際の試験問題を見ましたが、予想していたよりも難易度は低く設定されていたように思います。やはり初めての試みということもあるでしょうし、この度の現役受験生は高校1年生で初めて情報という教科に触れたという子も多いでしょうから、そのあたりも考慮されたのでしょうか。
出題内容については、知識を問う部分よりも実際に社会で起こり得そうな状況をどのように解決するかといった、実務的なプログラミングや分析を求められるものが多かったように思います。基礎知識が身についていればあとは高度な計算はなく、最後まであきらめずに読み解けるかといった精神力・国語力の勝負であったかもしれません。
そもそもが未来に向けて情報活用能力を育てるための教科ということもあり、実務的な内容はごく自然な流れかもしれませんが、果たして来年はどうなるのでしょうか。
兎にも角にも受験生の皆さんお疲れ様でした。