プログラミングと創造性の促進について

こんにちは。ピタゴラミンの山本です。
プログラミングによって、子供の創造性が促進されるといわれています。今回はなぜそうなるかについて考えてみました。プログラミングにおいては、同じ問題に対して複数の解決策があります。子供たちは自分なりの方法で実現していく過程で創造的思考を使っています。例えばゲームを作る場合、キャラクターの動きや背景のデザイン、ゲームのルールなどを自分で決めていきます。また、プログラミングは子供たちの興味や関心を表現するための自己表現ツールにもなっています。例えば自分だけのストーリーやアートを創出し、アニメーション化することができます。そういった自己表現を追求する過程で創造性が促進されていくと考えられます。創造的なプログラムを完成させる経験は達成感をもたらし、自信を育みます。自分のアイデアが形になり、機能する様子を見ることで、自己効力感の強化にもつながるでしょう。

参考：自己効力感
自分には成し遂げる力があるという感覚のことです。自己効力感の高い人はチャレンジ精神旺盛で行動力があり、失敗してもそこから学んで次に生かそうとします。また、常に向上心を高く持ってモチベーションの高い状態を維持することができると考えられています。